美白が好きすぎて堪らない

 私は色白な女性が好きである。先に断って置きたいのがこれは人種差別などとは縁遠い話である。私は同じ黄色人種(日本人)の中で肌の色が白っぽい女性が好きなのである。だから決して白人が好きで黒人が嫌いなどという下劣な議論をしたいわけではない。話を戻してとにかく私は色白女性が好きなのである。これは理由がどうとかいうよりも私の価値観か来るものなので好き以外に言いようがないように思える。では私のこの価値観は一体どのように形成されてきたのか振り返りたいと思う。そしてこの歪んだ価値観が私の交友関係にどれほどの影響を与えたか考察していく。

 「好き」などという曖昧な表現で誤魔化してしまい大変恐縮であるが、この「好き」とは単に造形物として美しいという訳ではなく女性としてつまり性的に魅力を感じるということである。そして決して私は白色が好きという訳でもないということも提言しておきたい。その証拠に色白な大根足を見ると興奮するが真っ白な大根を見ても私は全く興奮しない。だから白いことを理由として色白女性が好きということはない。残される理由としては好きな女が白かったというものであろう。実際私にはそれに該当する経験がある。

 それは私がまだ未就学だったとき(つまり人間と呼べるような理性も持ち合わせていなかったとき)の話である。私は父親が買っていたヤングジャンプをよく盗み読んでいた。理性すらまともに確保されていない私が漫画雑誌などを見て何が楽しいのだろうか。うん、そうだお察しの通り、巻頭のグラビアである。そこには無駄のない脂肪を蓄えた魅力的な女性がたくさん写っていた。さらにそれは何故か不自然な程白いのだ。ちなみにその白さの謎は今でも分からない。このようなに魅力的な女性の肌が白かったという経験を経て私の白い肌を好む価値観が形成された。そして後の様々な映像作品の中でそれは強化されたのだ。(映像作品以外の何物でもないことを強調しておきたい)

この価値観が与えた影響

 私は自分が色白女性を好むことをあまりよく思っていない。というか好きであることのメリットを全く認めることが出来ないのだ。色白女性が好きということは色白な女を好きになるということである。私はいつも病的なほど白い女を好きになる(恐らく病気なのだろう)。しかし色白な女を好きになっても大抵悲惨な結末を迎えるだけである。その結末は主に2パターンだ。1つは色白な女は大概高飛車な女である。(高飛車だと色白になるという過程は想像に任せるとして)だから私みたいな冴えない男の告白は即答で亡き者にされてしまうのだ。酷いのはもう片方のパターンである。色白な彼女がなぜか急に黄色くなり私の方から別れを告げてしまうというものだ。ヤンジャン巻頭グラビアの女性の白さと並ぶ未だに解明できない謎の一つである。この記事をご覧の皆様も色白女性を好きになるのはやめた方がいいかもしれない。

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