NTR(ネトラレ)が如何に素晴らしいかを知ってほしい

 みなさんこんにちは楽しくないです。

 

 私は同人誌や成年向け雑誌の中でNTRというジャンルが好きです。NTRとは寝取られの略で主人公の好意を持っている女性が他の男と性行為を行っていることを知ってしまって、「うわぁぁぁぁぁ」ってなり苦しむというジャンルです。わたしは常日頃から親しい人にNTRが如何に優れた助平なのかを熱弁しては引かれ熱弁しては引かれを繰り返して来ました。「また苦しみのどこが良いのか全くわからないお前はどうかしている」という異文化理解の精神の欠片もない心無い言葉を投げかけられたりしたこともありました。おそらく私の喋りが拙いせいで良さが伝わりきっていないのでしょう。だから私はNTRの素晴らしさを明文化してこの世に知らしめようと決意しました。

 

 

NTRは芸術である

 

 NTRはただのエロい娯楽ではなく芸術だから他のエロジャンルよりも優れているという論調で語っていきたいと思います。そうです。大切なのは娯楽ではなく芸術であることです。冒頭で書いた通りNTRを簡単に言い表すと「ななっんであの娘とアイツが」です。NTR作品とはすなわち嫉妬という人間の醜い感情を鋭い洞察を交えてありのままに描いた一種の自然主義文学的な芸術作品と言えるでしょう。またもちろんそれだけではなく、その嫉妬を性的興奮に昇華させてしまう、主人公の苦悩や複雑な人間関係になってしまうことへの葛藤なども描かれいることが多いです。NTRとはそのような人間というものを考えさせるような深い洞察を持った高尚な助平なのです。ただ単におっぱいが大きいとか年齢が幼いとかそういう短絡な色物とは訳が違うのです。

 

成人向け作品に高尚なモノなど求めていないという指摘

  ここで考え得る批判に対して答えていこうと思います。成人向け作品はそもそも自慰行為を促進させるためにあるものでありそのような人間への深い洞察などは全くもって必要ないというご指摘です。私に言わせてみれば自慰行為を促進させるためにこそ人間への深い洞察が必要なのです。先程述べたような胸の大きさや幼さなどは全てビジュアルのエロさです。「絵じゃん」というやつです。即ちバーチャルに過ぎないという訳です。しかしNTRのような高尚な作品はその架空に対して性的興奮を覚えるのではなくその作品を読むことで実際に嫉妬を感じそれを性的興奮へと昇華させます。実質現実世界で経験したと言っても過言ではありません。そのような一体感を得るためにも高尚さは必須だと言えます。

 

NTRを題材にした一般作品

最後に、NTR入門として成人向け作品ではないNTR作品を紹介して終わりたいと思います。

 秒速5センチメートル

 言わずと知れた新海誠監督の代表作の一つです。物語は3パートに分かれていて小学校中学校、高校そして社会人となっています。主人公と幼馴染は最初のパートではまるで将来が約束された恋人のような関係になります。しかし時間や距離のによって二人は引き離されてしまい、そしてすれ違ったまま幼馴染は他の男と結婚してしまいます。やつれた主人公との対比でかなりしんどくなる作品です。結婚相手の男は映らないのですがめっちゃネトラミを感じさせられる作品となっています。

秒速5センチメートル [Blu-ray]

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こころ

こちらも夏目漱石の代表作ですね。具体的な説明は怠いので簡単に説明すると。主人公が親友の想い人を寝取って親友が自殺してしまい、それらを悔いて主人公も自殺してしまう話ですね。

 まぁ多分ネトラレじゃなくネトリをやってしまったことを恥じたんじゃないでしょうか(適当)

「いいですか寝取りは罪悪ですよ」

 

こころ (新潮文庫)

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