なぜ人間はラーメンを不味く感じるように進化しなかったのか。

 ラーメン、それは日本では合法ドラッグと呼ばれている。食べれば食べるほど健康を害すにもかかわらずそれを食すのをやめることはできない。日本国の法律の中でラーメン食、及び食用ラーメンの所持が禁じられる日もそう遠くはないだろう。そんな百害あって一理なしなラーメンではあるがそもそも何故食べてしまうのか。先ず最も根本的かつ原理的な事実として美味しいが挙げられる。そうだラーメンは旨い。それはもぉ脳が溶け出してしまいそうな強烈な旨さだ。しかしその非道徳的な快楽と共に私達は健康、精神、社会的地位の堕落を感じる。なんだこのゴミみたいな食べ物は。

 

 私は思うのだ、もし私達があの悍ましい料理に泥沼に浮かぶミミズのような食味を感じていたらどれだけの人の人生が救われただろうか。腕組みをして頭にタオルを巻いたブローカーに斡旋され多量のラーメンを毎晩摂取し非道徳的な快楽に耽っていく非健全な青少年はごまんといる。人間があそこまで健康に悪いモノを旨く感じてしまうのはヒトという生物の欠陥ではないか。一説によると、もし人間がグリーンスムージーにラーメン程の快楽をかんじるように進化していれば日本人の平均寿命は160歳程になっていたらしい、多分。なのにラーメンを好んでしまうのは、私達が健康に適応していない証拠である。そうだ私達は不健康に適合していて、実は不健康な状態こそが真の望ましい状態だったのだ。だから私達は虚心坦懐とラーメンブローカーの元に臨むことができるのだ。不健康万歳、I LOVE UNHEALTH、ラーメン高すぎて草と声高にして言いたい。

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 文系大学生へ
にほんブログ村 jQuery('.icon-hamburger').on('click', function() { if(jQuery('.menu-container .menu').css('display') === 'block') { jQuery('.menu-container .menu').slideUp('1500'); }else { jQuery('.menu-container .menu').slideDown('1500'); } });