あーあ女に生まれなくて良かった!

 

 私は欲望に忠実な人間である。コンビニエンスストア最低賃金で深夜バイトをしながら、アイドル、タバコにお酒、ゲーム、サブカル系の雑誌等浪費の限りを尽くしている。大学生のうちに好き勝手遊んでまえというのが私の信条である。だから私はお金を使う。それはもう私のバイトでの所得だけでは到底賄えなくなり信用払いに頼る運びとなった。信用払いとは実に心地の良いものであり、カードを渡すだけでタダで品物を貰った気分になれる。そんな快楽ばかりを追い求めていたらいつしか私の所得では到底払えない額を信用に任せて使ってしまった。しかしまだ焦る程ではない。信用払いにはいくつかの支払い方法がある。私みたいな怠け者を救って下さる。カード会社は最高である。最悪信用を裏切っても良いのだ。

  

 とは言っても私がこのままひたすら欲望を満たし続けていたらいずれ限界は来る。その時は欲を断つしかないだろう。もし私が女性であったのならば男性の悍ましい需要に応えて我が身を売りに出す覚悟ではあるが、生憎私は男性である。需要の窓口はそう広くない。私の身に大層な価値はないのだ。私は男である。女であることしか価値がない人間になるルートは閉ざされてしまった。男である私に価値はない以上その他の部分で価値をを上げていかなければならない。それでお金を稼ぐしかないのだ。

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