彼女(架空)と遂に別れました。以下は彼女が別れを告げる前日に書いてた日記の書き抜きです。
木曜は困惑と決意の曜日である。その曜日、私の恋人であるあの人は授業を入れておらず学校にいない。私とあの人の間柄は決して共依存関係などではないため学校にいない日にわざわざ会おうとはならない。そんな日私は大抵活力がなくなる。あの人が学校にいないからとは思いたくないが多分そういうことなのだろう。その時私はあの人を活力を得る道具として利用していることに気づかされる。もしかして私が恋心だと思っているこれは迷妄に過ぎないのかもしれない。そうして毎週木曜日の帰宅中その迷妄を断ち切ることを決意する。
しかしその次の日学部の違う彼と唯一被っている授業である民俗学があってあの決意を忘れてしまう。土曜日はディベート部の活動であの人と会い一緒になり私は再び迷妄に眩む、日曜日はその迷妄を引きずったままなんとなく1日が過ぎる。そして週明け、水曜日まで毎日学校で顔を合わせ私は遂に迷妄の虜になってしまう。そして二度目の木曜日再び迷妄を断ち切る決意をする。さて、いつ別れを告げようか。