梅雨の休日は心が落ち着く。僕はベットにうずくまりながら窓の外の雨の音を聞く。時刻は既に正午を過ぎている。僕はなにもしていない。しかし雨の音は僕にベッドにうずくまるべくしてうずくまっているような気持ちにさせてくれる。外は雨なのだ。出掛けるのには向いていない。外は雨なのだ。なにか活動するのには向いていない。そんな思考が自然に湧き出てくる。僕は今日という怠惰な一日の全責任を雨に押し付けて虚心坦懐とベッドにうずくまることができる。雨は僕の精神安定剤だ。
しかし止まない雨などあるはずもなく夕方には雨は止む。と同時に僕はベッドにうずくまるのを止めてなんか悔しくなってノートパソコンを開いてブログを書き始める。