私たちが吸う空気は酸素だけではいけない。酸素は濃度が高すぎると人間には毒なのだ。だから私は酸素と窒素を大体2:8で割った気体をよく吸っている。また隠し味に1%ほど雑多な気体を入れるのも忘れてはいけない。この記事を読む多くの方はこの空気を怪しいと思うかもしれない。しかし、これはあのスティーブ・ジョブズも吸っていたと言われているものなのだ。ジョブズはタートルネックにジーパンという服装を毎日着続けるほど、無駄なことを排除する合理主義者だ。そんな彼が、毎日酸素だけを吸わずにわざわざ窒素や雑多な気体も合わせて吸っていたということは、そういうことである。私達がスティーブ・ジョブズから学ぶことは多い。
もうひとつの驚くべき事実はスティーブ・ジョブズは毎日同じ惑星で生活していたということである。彼は服装と同じく住む惑星までルーティン化していたのだ。噂によると彼は生前なぜ同じ惑星に住み続けるのかという質問に対して多分こう答えていたらしい。「朝起きて、今日は火星にしようとか冥王星にしようとか迷っている時間はない。なぜなら私にはやりたいことが山程あるからだ。」
と言ってプレゼンのときは勿論のことプライベートでも生涯地球という惑星で生活し続けたそうだ。空気や服装や惑星を毎日統一するのには訳がある。小さな決断に使う労力を減らして大きな決断の精度を上げるためだ。この記事をご覧の皆さんもジョブズのように惑星を決めるなんてことは出来なくても日常の些細なことを一本化すれば大きな決断がいい方向に向かうことだろう。