願望の羅列②

  憧れる兄が欲しい。人懐っこい弟が欲しい。兄は十歳ほど歳が離れていたい。弟とは五歳くらい歳が離れていたい。憧れてくれる弟が欲しい。頼らせてくれる兄が欲しい。兄は自分を認めていて欲しい。弟は永久に自分の掌中にいて欲しい。兄は何か大きな目標を持って努力していて欲しい。兄は二人部屋で深夜には机に向かって何かをしていて欲しい。自分は二段ベットの二段目から眠りにつくまで兄が何をしているのかを考えていたい。兄には逆境が訪れて欲しい。それを乗り越えようとして欲しい。それを見て兄を尊敬したい。やっぱり兄には素晴らしい人間であって欲しい。兄は志半ばで死んで欲しい。自分は兄の志を継いであげたい。弟が出来ても死にたくない。弟は自分には一生叶わないでいて欲しい。弟とは別々の部屋で暮らしたい。弟には深夜にパソコンでエロサイトを巡回している自分を何か勉強していると勘違いしていて欲しい。弟にはこのブログを見て思慮深いと勘違いして欲しい。弟には兄に良い友人が沢山いると勘違いして欲しい。弟には兄に良い恋人がいることを分かって欲しい。弟には兄が才能があるのに努力もしていると勘違いして欲しい。弟には兄が使っているwindowsノートパソコンをMacBookだと勘違いして欲しい。弟には行きつけの喫茶店ドトールではなくスターバックスだと勘違いして欲しい。弟には兄がアウトドア派だと勘違いして欲しい。こんな妄想ばかりしていることを実の姉に叱られたい。君には妹しかいないのよと馬鹿な妹に目を覚まさせて欲しい。

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