欲求不満、改善の見込みなし

 私の欲求不満を全て文章に昇華して鬱憤を全て放とうとするが出来上がるのは自分の想像の範囲内の面白くない文章である。いっそのこと酒に溺れて駄目人間になってみようと思うが出来上がると駄目人間を演ずる青い大学生になっていてどことなく寒い。最近気温が暖かくなってきたがそうなると淡い青春劇みたいのを夢見るようになる。どうしてか人間というものは暖かくなると活発になるように出来ている。様々な物事に情熱とかいう陳腐なものが出てきて、好きな女性のことを思い浮かべてにやけてみたり、小説などを読み耽ってみたり、レポートの調べ物を熱心にやったりする。寒さが厳しいときの性処理にシコリ耽っていた自分はどこにいったのやら。文化的活動に反比例する形で人は性的欲望の自己処理の回数が減るものなのだろうか。万が一性処理が文化的活動に入るのならば私は文化的活動しかしてないことになるが、そんなことは億が一にもないので考えないでおこう。しかしまあ心配することはないまた冬になれば文化的活動は減る。そうすればこちらのものなのだ。

 話が大分逸れたが問題は私の欲求不満がとんでもないことになっているということだ。こんなに文化的な私がなぜ欲求不満にならなきゃいけないのか。とよく分からないキレ方をしてみる。好きな女性のことで悶絶しても心動かされる文学を読んでもレポートが捗ってもなにも解消されない。ましては性処理をしたところで心は何も変わらない。これは自分に対する苛立ち故なのかはたまた私のような年頃の人間は皆通るものなのか。具体性のない悩み故にだれに相談も出来ない。無性に暴れ回りたい気分だ。もっと正確に言うならば細胞一つ一つを花火にしてアスファルトの上で破裂させたい。そう言うのが的確だろうか。花火くらいが丁度いいのだ。細胞を核爆弾にしたいとは思わない。あくまで自己処理的な形で小さい火薬が良い。ここらへんは性処理イズムを踏まえているのかもしれない。

にほんブログ村 大学生日記ブログ 文系大学生へ
にほんブログ村 jQuery('.icon-hamburger').on('click', function() { if(jQuery('.menu-container .menu').css('display') === 'block') { jQuery('.menu-container .menu').slideUp('1500'); }else { jQuery('.menu-container .menu').slideDown('1500'); } });