子供離れした子役が見たい

実写版浦安鉄筋家族を見た

この前深夜にテレビを見ていたら、あるドラマがやっていた。現在テレビ東京ドラマ24の枠でやっている浦安鉄筋家族だった。

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浦安鉄筋家族といえばカオスな展開が売りの往年のギャグ漫画だ。私も小学生のときに児童館に行って誰とも遊ばずに一人で読んで笑っていた記憶がある。ちなみに内容はほとんど覚えていない。あのカオス感を実写でどう演出してくれるのか。私は評論家気取りでリビングのテレビの前に鎮座した。

 

浦安鉄筋家族の主人子は誰か

見ているとどこか原作と雰囲気が違うことに気づく。オシャレな人物紹介だったり、ほのぼの感など原作との違いを挙げればきりがないのだが、最も大きいのはこの家族の父親に焦点が当たりすぎているということである。

 

原作の浦安鉄筋家族は一家の次男坊である「子鉄」に焦点が当てられている。

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こてつ

 

しかし実写版では一家での父親である「大鉄」がメインである。

大鉄は佐藤二朗が演じている。結果このドラマは佐藤二朗の面白さを楽しむ作品となっている。

ちなみに公式も佐藤二朗推しである。佐藤二朗の方が子役より面白い・・・当然の帰結だろうか。

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子役が面白くないのは仕方ない

なんというか、実写ドラマという表現方法の限界を見た気分である。これに関して子役を責めることは出来ない。子役は子供だから大人よりも人生経験、演技経験に乏しい。だから子役を主人公に据えてシュールコメディーを作ることは出来ない。当然のことなのだ。この表現の壁を打破するにはどうすれば良いか私が考えたのは以下の通りである。

 

・天才的な子供を使う

大人顔負けの表現力の子供が居れば話は早い。しかし居ない。多分現在最も近いのが寺田心

 

・大人を子供にする

大人の演技力を持つ俳優を子供の姿に変えてしまえば大人顔負けの子役が誕生する。つまり江戸川コナン理論である。しかしそんなことは出来ないので私達は子供にシュールな笑いを求めることが出来ない。子供には純情さしか求めてはいけない。

 

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