アンジャッシュ渡部の不倫を想像で物語にしてみた#1 高校時代編

※本記事はアンジャッシュ渡部建さんの不倫騒動を受けて楽しくない氏が勝手に想像を膨らませて書いたものである。何一つ事実はない。あの騒動の裏側にはこんな心境があったのではないかという妄想が止まらず衝動的に書いてしまった。誰一人として貶める意図はないので悪しからず。

 

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 それはそれは穢に満ちた行いでありました。もはや弁明のしようがないように思えます。読者の皆様に、私の穢れた行いを説明するにはまず私の過去について語らなければいけません。しかし私に如何なる過去があろうともこの度の行いは決して褒められたものではありません。その点で私は皆様に同情を得ようなんていう気はさらさらないのです。私はただ単に懺悔をしたいわけであります。渡部建という人間について洗いざらい語って自分自身の気持ちを整理したいのです。私は芸能というものを生業としていたわけですからこの度の穢れた行いでその全てを失うことになるでしょう。ですが不思議なことに今の私には後悔する気持ちがありません。渡部建という一人の人間にとって穢れはもはや必然だったように思えてならないのです。


 私は八王子市に生まれました。私は日野高校に通っておりました。あれは確か高校二年のことだったと思います。つい記憶が定かではないかのように書いてしまいましたが、忘れもしません。17の歳の7月です。私ははじめて恋人というものが出来ました。彼女は高校の同級生で隣のクラスの女でした。名前はミサキと言います。私は女性との繋がりが薄い人間だったものでミサキと恋人の関係になる一ヶ月前まで彼女とは口を聞いたことすらありませんでしたし、彼女がミサキという名前だということも知りませんでした。ただ、普段学校の廊下を歩いていて特段綺麗というわけではないがやけに艶麗な女史とすれ違うことを意識していて、それがミサキでした。私は彼女のスカートから伸びる袋脛が好きでした。そんな口を聞いたこともない彼女を恋人にすることが出来たのはひとえに友人の佐伯の存在があったからです。佐伯とは一年のときにクラスメートになってからの付き合いです。日本語ラップや、お笑いなどの芸能の趣味が同じで意気投合しました。佐伯とは二年でもおなじクラスになり度々、様々なことを話していました。その中で出たのがいつも廊下ですれ違う女の魅力的な袋脛の話だったのです。当時私は放課後の活動を何もしていなかったのでいつも佐伯と二人で教室に残って無駄話をしていました。

「ミサキなら、中学のときの同級生だ。」佐伯がこう喋ったのが始まりでした。

「あの娘、いいよね。」と動揺を隠しながら私は言いました。

「そう?」

「そうだよ。俺いつも廊下ですれ違うとき見るんだ。」

「お前、ああいうのがタイプ?」と佐伯が言い、なんだか見透かされたような気がしました。ああいう艶美さが好きなのをとても恥ずかしく感じました。

「まあね。」

「そうなんだ。結構仲いいから紹介してやろうか?」と佐伯は何故か得意げに言います。

「いやぁ、そこまでしなくていいよ。」そんなことを私は言いながらも、内心美咲との縁が欲しくて仕方ありませんでした。しかし佐伯のやけに得意げな表情が鼻につきどうも素直になれなかったのです。

 

  それから暫くして佐伯が私にミサキを紹介してくれることになりました。いつもの放課後です。私は心を踊らせて、五時限の終わりの鐘がなるのを待っていました。授業が終わり、なんとなく佐伯が話しかけてくるのを待ちました。このときの私の高揚は言うまでもありません。

「じゃあ、ミサキのところに行くか?」

「そうだな、頼むよ。」

佐伯の後ろに着いていく形で私は2-3の教室を後にしました。隣の教室に移動するわけですからほとんど時間なんてかかりません。しかしそのときの移動は私にとって一歩一歩が重く、長い道のりのように思えました。2-2の教室の前のドアから佐伯と私が入ると、窓側の前から二番目の席に窓の外を眺めながら座っている女が居ました。私はミサキとはすれ違っていたもののいまいち顔があやふやでそれがミサキであることに気づくのに少し時間がかかりました。机から伸びる、少し長めのスカートと脛が私を緊張させます。

「こいつが、この前言った建だよ。」と佐伯が間髪入れずにミサキに言いました。

私と彼女はお互いに目を合わせて軽く会釈をしました。こうして私とミサキは出会ったのです。

 

  これからミサキとの初夜について書きます。初夜と言ってもそれは夜では無かったしまたロマンティックなものでもありませんでした。時は先ほどの出会いから約2時間30分後です。教室で佐伯を交えて、私達は当たり障りのないことを喋りました。期末テストの出来など本当にどうでも良かったのです。しかしそれはミサキも同じでした。そんな会話がひと段落すると佐伯はアルバイトの時間だとか言って帰ってしまいました。去り際に私の肩を叩いて。私とミサキとの間に沈黙が生まれます。ミサキの袋脛は妖艶です。

「建君、駅まで歩こうか」とミサキが言うです。

ミサキと私は日野駅まで一緒に歩くことになりました。相変わらず私とミサキとの間に会話と呼ぶべきものはありません。私はこのまま帰ってしまうのが惜しく思いました。ですが、ロクに話も続けられないような者がミサキを引き留めて良いものなのでしょうか。初夏の熱気と女の袋脛でなんだかクラクラしてきました。私には正常な判断が出来ません。するとミサキが私の手を取っておもむろに新井公園の入り口に向かって歩き始めました。

「私疲れちゃったからちょっと休憩しよ。」

そんなことを言い出すのです。もう何がなんだか分からなくなってしまいました。私達は入り口すぐのベンチに腰を下ろし、休憩をします。手は直ぐに解かれてしまいましたが。私とミサキが出会ってから2時間程経っていました。私はミサキが誘ってくれたことが何より嬉しくて、「暑いね、俺も疲れたよ。」などと会話を切り出しました。

「ゴメンね、ちょっとお手洗い行ってくるよ。」

「おう、行ってらっしゃい。」

ミサキは私が座るベンチの丁度真向かいにある、公衆便所へと向かいました。ミサキは中央にある多目的トイレの中へ入ってきました。私は浮かれた表情をしてミサキを待ちました。この時ほど純粋に女性に対して愛情を覚えたことはないかもしれません。しばらくして私は妙なことに気が付きました。25分ほど経ってもミサキが戻ってこないのです。女性のトイレの時間の長さを知らないがいくらなんでも遅すぎます。さっきミサキは疲れたと言っていたし、もしかして熱射病にでもやられたのではないか。私は急に不安になりました。居ても立っても居られずに私は鞄も持たずに公衆便所へ駆けました。それそれは必死でした。少なからず女史のピンチを助けたら見返りがあるのではと期待していた部分もありました。

「ミサキさん、大丈夫?具合でも悪いのかい」

多目的トイレのドアを叩きます。しかし返事はありません。これはいよいよ不味いと思いました。公園にドアをノックする音が響きます。私が絶望を感じながら必死に呼びかけていると。その部屋の中から。「建くん、開いてるよ。」とミサキの声がします。その声には何か悍ましいものを感じました。

「大丈夫なのかい?」

返事はありません。私はドアを開けることにしました。恐る恐る横にドアをずらします。確かに鍵はかかっていませんでした。私の額は冷や汗でいっぱいです。ドアを完全に開くとミサキが私のことをじっと見つめて、不気味な笑みを浮かべていました。便座の上に両の脚を上げて、あの袋脛を鮮明に見ることが出来ました。そしてその奥には彼女の下着がありました。

 

  この後に私と彼女の初夜がありました。私は彼女の袋脛を見て何一つ堪えることが出来なかったのです。貪欲な目をミサキはしていました。場所といい、彼女との関係性といい、彼女の目といい全てが穢れていました。これは後から分かったことなのですが、佐伯とミサキは中学時代に恋仲にあったそうです。佐伯は始めからその穢れを知って私にミサキを紹介していたのです。私は佐伯に感謝しました。ミサキとの新井公園での一件以降もそのような関係が暫く続きます。ミサキを貪るのは私にとって何ものにも変えられない幸福だったのです。

 

  私はトイレにミサキを残して駅に向かいました。そのときの感情は無でした。穢れた自分について何となく考えながら歩いてると後ろから「よぉー渡部!」と同じクラスの児島一哉が能天気に自転車で私を追い抜かすのです。

 

芸能活動編に続く

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