三回生の夏休みも君のことが好きだ!

 現在大学三回生の夏休み真っ只中である。大学生の夏休みといえば恋に遊びに勉強に大忙しっ!というのが定説であろう。女子含めた数人でバーベキューに行き、酒を飲み、その後勢いで恋人でもない女と寝る。そして次の日二日酔いの脳と汚れたペニスを携えて学問に励む。これこそが大学生のイデアだ。しかし現実はというと性処理に睡眠に大忙し!といった塩梅だ。言い訳のしようがない。そして大学三回生ともなれば就職活動も求められる。「恋に遊びにインターンシップ」耳が痛くなるからもうやめてくれと言いたい。今年はコロナウイルスが流行った。そのために自粛した結果がこれだと嘯いておこう。

 

 さらに意地悪なことに私は先日ニンテンドースイッチを購入してしまった。お金を払って怠惰を購入してしまったのだ。性処理と睡眠とスイッチ...これが私の今年の夏休みの全記憶になる可能性が高い。私はなぜか退廃と親和性が高い。大学での生活の二年半の間私は幾度となく勤勉であろうと努力した。だからサークル活動や大学での授業などアイデアを出すべき場面では積極的に知恵を振り絞った。その結果が演劇サークルで脚本の執筆であったり、ユニークな卒論テーマの発案であったりするわけだ。しかしいざ自分の建てた自分で面白いと思う計画を眺めると手を出すのが億劫になる。結果、私のおもしろ計画は机上の空論と化し、周囲からは口だけ番長with怠惰などと罵られるわけである。

 

次は私の夏休みのとある一日である。

 

午後七時

起床する。頭が重い。

性処理。

再び眠る

 

午後八時

本当に起床する。

スマートフォン片手にインターネット世界を冒険する。

性処理。

 

午後八時半

母親に晩ごはんの完成を告げられリビングに降りて食事をする。

一言も喋らない。

(私は実家暮らしである)

 

午後九時から午前三時

マウスとキーボードを手にインターネット世界を冒険する。

※もちろんその過程の中で性処理を含む

 

午前四時から午前八時

NetflixでSEX EDUCATIONを一気観する。

まだ見ぬイギリスのティーンの性事情に思いを馳せる。

※以下略

 

午前九時

出勤に一時間かかるバイトへ向かう。

電車でバイトまでの残り少ない時間が惜しくなりエッセイを読む。

内容が全然頭に入らない。

 

午前九時から午後九時

ステーキ店でのアルバイト。

四回生の先輩の尻を追っかける。

途中で睡魔に襲われ客の麦酒を床にぶちまけてしまう。

店長が私に文句を言う(内容は覚えていないが)

平謝りを続ける。

 

午後十一時

帰宅。

泣く。

 

そして再び自己愛に帰結する

 

kuma2909.hatenablog.com

 

 毎日がこんな具合である。THE怠惰だ。これまでこの怠惰を自虐風に語ってきたが実をいうとこんな私はこんな私を好きだ。むしろ自己愛に満ちている。いや正確にいうととこんな性質を悪だとみなしてはいるがそれこそが自分であると考えている。怠惰がアイデンティティなのだ。私の性質は九九%が怠惰なのだ(だと思っている)こんな風に怠惰で途方にくれている私はカッコいい。というかそのようなもの受け入れちゃってココ(ブログ)に書いちゃう自分カッコいいとすら思っている。こんな自分が大大大だーい好きだ。他の奴とは違う確固たる芯がある自分、イケてる。

 

  同じ大学生のほとんどがこのような怠惰に暮れていることをまだ楽しくない氏は知らないのであった。その事実を知れば彼の自我は崩壊するだろう。彼の残り一%の怠惰以外の性質の奮闘に乞うご期待を。

 

 

 

 

 

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