アイドル的素養

 私は現在実家暮らしだ。家から10分程の場所に父方の祖父母の家がある。私がそこへ遊びに行くと祖父母はどちらもとても嬉しそうにする。しかしながら私はこのブログで散々語っているように唾棄すべき青春を送っている。とにかく無駄に寝るし、授業もサボる。とにかく女の尻が好きで趣味は視姦である。喫煙所では溌剌とした表情でタバコを吸い、アイデンティティを確保している。そんな人間が本来可愛いはずないのだ。しかし何故か祖父母は私の言動に心を弾ませている。

 先日祖父母に可愛がられていたときアイドルのチェキ会に並んでいる時のことを思い出した。私の好きなアイドルはバインバインの胸を強調した衣装を着ていた。この上ないほど化粧が濃かった。到底人間が出せるはずもない程高い声で喋っていた。そんな性的な魅力をひっくるめた可愛さを我々は愛でていた。しかしそんな彼女も唾棄すべき私生活を送っていたのかも知れない。でも客が愛でてくるからそれに乗っかる。我々も薄々そのことに気づきつつも愛でる。アイドルの荒んだ私生活を見たくないのと一緒で孫が赤裸々にその青春を語るところも見たくないだろう。もちろん薄々察する。でもそれは察するだけで良いのだ。

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