自己嫌悪をする自分を愛する自分を嫌悪する

 自己嫌悪をする自分を愛する。これも一種の自己愛である。自己嫌悪をする自分を愛する自分を嫌悪する。これも一種の自己嫌悪である。以降無限のループを起こし、自己愛と自己嫌悪を交互に繰り返す。自己嫌悪は誰だってするだろうけどもそこを愛した瞬間に終わりなき自己ヌマにハマることになる。私はこのループを数十回繰り返してきたのだが、やればやる程自己に深みが出ていることに気付く。他人から見たら深みという名のエグ味が出ていることに気付く。

 最初期は何をやってもダメな自分を愛していた。そしてそんなとこを愛してしまう自分を嫌った。しかしそんなことを続けているうちに大好きな自分が現れた。段々と「何をやってもダメなくらいで自分を嫌いになってしまう自己」が未熟で可愛く思えてきたのだ。それはどこか孫と祖父母の関係に似ている。息子とは喧嘩もするけども孫は食べちゃう。今の私も2世代後の私に可愛がられるのである。私はこの一連のループを自己出産と名付けることにした。

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