大人になっても

 大人になっても好きなアニメ劇中歌を聴いてその主人公になりきって倒錯しながら帰宅をしたい。激痛社会人でいたいのである。この大人になったらという前提は20歳になってからすごく使い難くなった。まだ自分を子どもだと思っているのかよという冷ややかな視線に怯えながら使っている次第である。18歳のときは子どもの頃という前置きに怯えていた。もう自分のこと大人だと思ってんのかよという冷ややかな視線を勝手に感じていた。でもそのときは大人になったらと自信を持って言えたのだ。

 今は正直どちらも言いにくい。theモラトリアム青年という感じである。多分だけれどこういう悩みって普通高校生くらいのうちに一度や二度出てくるものじゃないのか?23歳を目前として初めて考えることじゃない気がするのだ。以前、大学の演劇サークルで即興劇をやったことがあった。そこで小学生の役を演じた。すると恐ろしいくらいスムーズにセリフが出てくるのである。自分の自然体ってこうなのだと思い知った。それには心底落ち込んだ。賢ぶった言葉を選んでブログを書いてるときの方がよっぽど演技をしていると思う。ほんとに何も成長していない。大人になっても小学生のように振る舞いたいと思うが、気持ちが悪い。

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