【感想】セックスエデュケーションS3におけるI love you の重み

 ネットフリックスオリジナルの「セックスエデュケーション」シーズン3を見た。イギリスのティーンの性事情を主題に主人公とその同級生の青春を描いた作品だ。日本に居て、不本意な禁欲主義を貫く我々にとってあのドラマの性に乱れた青春はイカれたものである。誇張された性な気がしてならない。主人公は心の通じ合いを重視する人物だが、シーズン3ではセックスフレンドを持つ。我々の世界だとあまりそういうことはない。純朴な坊やはセックスフレンドを欲しないのである。しかし、セックスフレンド持ったときの主人公の心のもやもやは我々でも共感出来るものがあった。徐々にセックスは良いが心を見てほしいという欲望が生まれる。そして承認欲求でセックスフレンドを恋人にしようとする。

 シーズン3で私が驚いたのが「I love you」の重みである。主人公とセックスフレンドはめでたく恋人になり、電話にて女の子が字幕では「愛している」と言う。その返事として主人公は「うれしいよ」と言う。その後関係は悪化する。「うれしいよ」と言った主人公は「最低なクズ」だと皆に言われる。日本語だとそんなに違和感はない気がする。むしろ「愛している」に対してオウム返しをする方が変な気もする。しかし「I love you」は真剣に返さなきゃいけないらしい。そもそも日本語では電話であまり「愛している」なんて言わない。僕だけなのだろうか。

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