私は人類を誇りに思っている。この気持ちは殆ど人類が作るとある創作物に由来する。それはタイトルにあるようにAV(アダルトビデオ)である。同じ種族を如何に扇情的に写すかに趣向を凝らした作品群。我々はそれを見るだけで少し幸せになる。
もし宇宙から他の知的生命体がUFOでやってきたら真っ先にAV監督が拐われるだろう。UFOが監督の上空で静止し、強い光が監督を照らす。そして船内へ。
…
AV監督「お前ら!私をどうするつもりだ!」
宇宙人「急に吸い上げてしまい申し訳ありません。監督の作品を拝見させて頂きました。そこで一つお願いがあるのですが…私たちの種族であのようなビデオを作って貰えないでしょうか?」
きっとこんなことになるだろう。命を張ってポルノを撮る監督には頭が上がらない。
宇宙監督「そうそう顔に、雄の生殖細胞をかけるんだよ。」
宇宙男優「監督っ。そこ顔じゃありません。あっっ」
ピュッ、ジュワァ
姿形全てが違う種族だからこそこういうハプニングもある。顔だと思っていたものがペニスだったり。精液が強酸性なんてこともあるだろう。そういう困難を乗り越えて私達は多様性を認め合い、宇宙友和が完成するのである。