僕は最近色々なことが上手くいき過ぎている。仕事では新人の割にたくさん契約取ってスゴいねっていう評価を受けているし、私生活では魅力的な女の子とデートをしている。この前は東京の友達が水戸まで来てくれて川でバーベキューをした。大学生が幸せの頂点だと思っていた僕にとって、意外過ぎる出来事が広がっている。
幸せなのはいいのだけれども、困ったことにブログに記述すべき事柄が無くなってしまったのだ。僕は不幸を語ることを生き甲斐にしてきた。幸福なんてものは語るほどのものじゃない。もちろん幸福の向こう側にある不幸について語ることも出来る。極端なことを言ってしまえば100年もしないうちに僕は死んじゃうのだからとてつもなく不幸だ。でもそんな荒唐無稽な不幸を語ることにどれほどの意味があるかは疑問である。そんな考えから「ブログに書くことがない」という架空の不幸を語っているのが現状である。
ひとまず、幸福はそのまま噛み締めるとして、僕がそれらを失ったとき全力で惜しむ。そんな語りが出来たらと思う。幸福は不幸への踏み台、そう考えて大切にしていきたいと思う。