作品のお披露目

 先日、授業で作っていたVR世界で撮る映画のお披露目会があった。もちろんZOOM上でだ。僕が脚本、演出、撮影を担当した3分強の短い作品が30人の目に触れるときが来たのである。しかし内心不安であった。この映像がウケければ全体構想の考案者たる僕がつまらない人間ということになってしまうからだ。しかもその内容は飲み会のコールをテーマにした、モラルに反したものであるため不安はより増加する。

 結局僕はこの日エラく高評価を貰った。どうやら多少ふざけた話が教授の好みであったらしい。授業で殆ど発言をしない僕が周りの人間を驚かせた瞬間であった。オーガズムを感じた。無口でも結果を出せば良いのだ。でもそれは逆説的に結果を出さなければ単なる何も喋らない気色の悪い奴ということになる。それはかなり高難易度な人生だ。僕は大体結果を出さない。所属してきた多くのコミュニティでは何も喋らない気色の悪い奴だと思われている。でも僕はこの生き方を止めるつもりはない。なぜかと言うと何も喋らないことでハードルを下げることが出来るからだ。からくりは分かっている。

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