オンライン授業で膿の溜まり場たる我が部屋を公開していいものなのか

考えすぎかもしれないが 

 この一週間ZOOMでのオンライン授業というものを体験した。十人強の人たちとの同時ビデオ通話。僕のノートパソコンからは教授と他の学生に向けて、僕の顔と後ろにある本棚と白熱球のオレンジ色の光が発信される。そこで僕はふと疑問に思う。僕の青春の膿がたまりきったこの部屋を公にしていいのだろうか。僕の部屋はいつも一人の人間しか許容せず、その一人の身体から出る淀みきった膿によって構成されている。そんな部屋の空気をパソコンの画面の向こうの彼らが知ったらどうなるだろうか。彼らの教育上よろしくないことが起きるかもしれない。「うちの子がオンライン授業を終えたらなんだら急に狂ったように夜の街を徘徊するようになったのよ。」とお母様から苦情が出たら何も言えない。申し訳無いですとしか言いようがない。

  そうでなくても僕の膿を冷ややかな目で見られたらもう立ち直れないかもしれない。やっぱり冬でもじめじめするようなこの部屋を公開するのは間違いなのだ。僕の膿の中にあるウイルスが伝染して思春期の深い闇の中に堕ちる人間が蔓延してしまう。教授は抗体があるから良いかもしれないが学生はそうではないのだ。オンラインでも感染するウイルスといったら専らソフトウェア関連のものかと思っていたがどうやらそうではないらしい。僕のA型思春期ウイルスを誰かにうつしたくないし他の人のB型思春期ウイルスに感染もしたくない。即刻オンライン授業なぞ中止すべきだ。

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