ブログを始めて二年

  今日で私がブログを書き始めてから二年が経つ。つまり現行モデルの私が二歳の誕生日を迎えたということである。本ブログは楽観的青春などという極めて恥ずかしいタイトルでお送りしているわけだが、本文もそれに見合った恥ずかしいものであるので有言実行と言えよう。

  大学一回生の9月18日に唐突に始まった本ブログのダサすぎる記述は三回生となった今日に至るまで絶やすことなく不定期に続けられてきた。開設当初は周りの人間が内容の感想を言ってくれることもあった。当時の彼らには私がブログでダサを赤裸々に語るユニークなやつに見えたことだろう。しかし二年も同じことを続けているうちに私への評価はダサいブログでダサ話を延々と語り続ける、可哀想なやつへと変わった。今では哀れみの目こそ痛いが、それを見て見ぬ振りして自分のちっぽけなアイデンティティのために日々駄文を掲載し続けている。

  私は正直に言うと、自分のこのダサに溢れた文章が好きなのだ。自分のダサさが好きなことはダサいことであり、またそんなダサさも好きなのだ(以降無限ループ)。今や自己愛の深淵の沼に陥ってしまった。過去の文章を振り返ると昨日のことのように私の可愛いダサ達が蘇ってくる。自慰に耽っていた春休みに友人の恋人自慢に腹が立って帰宅した飲み会、片思いしていた女の子と微妙な関係を続けていたら夏休み明けに彼女がバンドマンの男を連れて歩いていたなんてことこともあった。女性と一緒にいるときはそっぽを向いてどこか別の世界のことを考えている演技もしてしまう。バイト先でも同学年の中で一人だけ輪に入れない。同窓会では誰とも喋れずビールを鱈腹飲んで顔見知りを笑わせる労働をするこになった。愛すべきダサはここにあり。最も愛を向けてくれるのは自分だけなのだが。

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