昨日、バイト先の女から「楽しくない君みたいな自信がない弱々しい男はモテない」と全否定をされた。かなり精神的にくるものがあったのだが、色々考えた結果、そんなこと言われても仕方ないじゃないかと思った。そもそも因果関係がゴチャゴチャになっている。自信がないからモテないのではなくてモテないから自信が持てないのだ。そんな因果関係を理解できない奴とは話しているだけ無駄だと思ったが、現実の女性の本音は大事だと思い真剣に考えてみた。
自信がない状態が女性にとって負の要素だとすると、私はモテなくて自信を無くしそのことで負の要素をさらに抱えて魅力が無くなる最悪のサイクルに入ってることになる。しかしながら私は全く自信のある男を格好いいとは思えない。たかが数十年生きたくらいで変な自信を持ってしまう男は馬鹿でしかない。逆説的に私は賢い。
壮大な話をすれば宇宙の真理すら知らないで、イキがってしまう自信は虚栄心でしかないと感じる。僕がカッコ良いと思う男性は常に自信が足りない。アニメ、天元突破グレンラガンのシモンという人物は地球を救ったとしても、自分は何者でもないと信じている。太宰治はあんなに素晴らしい文章を書けるのに、自殺をする。自信の無さを持ち合わせるのがそんなに悪いのだろか。今の私みたいな何も成し遂げていない人物が自信満々に生きているとしたらそれは物凄く寒いことだ。
結局のところ女性にとっては何かを成し遂げて自信を持っている様が正の要素になるのではないだろうか。今の私がそんなものを持ったところで何も意味がない。虚栄心を好む奴なんてこっちから願い下げだ。私はいつまでも自分を万物の最底辺だと信じて生きていく。生きづらいからなんだって言うんだ。