「先生ってJKに興味ないんすか?」

 3時間目の授業が終わり仲の良い男友達と国語教師と3人で喋っていた。授業でやった夏目漱石の「こころ」のナイーブすぎるKを馬鹿にする話をしていた。先生は文学が好きであるのでつかさずフォローをする。まぁ「恋愛が絡むとどんな行動に出るのか分からないから。」と言う。当時恋愛などしたことない私にとってそれを語る先生はとても大人に見えた。30代前半の正直あまりモテそうには思えない国語教師の教訓である。そして男友達はそれに対して「先生ってJKに興味ないんすか?」と質問をする。先生は少し考えた後に「それ友達にもJKに囲まれて良い職業だなとか言われるんだけど全く興味ないんだよね。」と答える。

 当時の私はその答えに対して「まぁそういうしかないよなw」と思っていた。あんなエロい太ももを露出した女子高生を性的な目で見ないでいれるだろうか?いやエロい目で見ている。先生から習った反語を使って心のなかで異議を申し立てていた。私はドスケベ高校生であった。しかしながら今になってみるとJKを性的対象にする方が可笑しく思える。大学に入ってから5歳離れた妹がJKになった。例に漏れず太ももを露出している。妹はまだ子供だ。こんな子供を性的な対象として見るのはどうかしていると感じる。またJKが親や兄に可愛がられている背景を想像するととてもじゃないけど姦通など出来ない。先生、疑ってしまってごめんなさい。ん?待てよ。恋愛が絡むとどんな行動に出るか分からない...。もしかしたらJKにでもいざ恋をしたら興味津々になるという含蓄のある言葉だったのかもしれない。変態先生だったとしても私はそれはそれで好きである。

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