先日テレビを見ていたら本田望結さんが出演していて、鬼滅の刃についてコメントをしていた。
本田「鬼滅の刃は結構皆が見る前から友達に勧められて見ていたんですけど〜」
そうだ本田望結が古参アピールをしていたのである。本田望結といえば幼い頃から役者として活躍し、その傍らでフィギュアスケート選手としても一線で勝負している。また近年ではその美貌も称賛されその不足要素を見つけることが困難なまでになっている。つまりこの上ないリア充なのだ。そんな彼女が古参アピールというつまらない自意識を爆発させていた。古参アピールなんてものは、何も誇ることない人間がアイデンティティの確保の最後の手段として行うものだと思っていた。私は古参アピールをしてしまう、自意識の爆発を恥じている。しかし誰もが憧れるような要素を手にする彼女がそれしている。それならば我々が古参アピールをしてしまうのは仕方ないことなのかもしれない。受験をすれば人より一年多く勉強しなければならず、仕事をすれば頭の処理が追い付かずにミスを連発する。恋愛をすれば永遠に女性との外堀を埋め続け、告白の文句は辿々しい。そんな何にも持たない我々が古参アピールをしてしまうのは仕方のないことなのだ。本田望結でさえしてしまうんだ。本田望結とは業深い女である。ちなみに私は本田望結を家政婦のミタの前から知っている。皆がそうする随分と前から彼女をセックスシンボルとして見ているのである。友達から勧められて…。
