女女女々々々々々しい

  長いこと男として生きているものだから、女性らしさというものへの愛が尽きない。女性の小柄な身体を見るとぎゅーっと抱きしめてやりたくなるし、その薄い滑らかな肌に触れたくて仕方ない。私は女性らしさを好むが余り女々しい男になってしまった。女性らしさこそ画一的な正の要素だと認識していたのである。自分の女々しさを感じる度に人間として魅力的なのだと思い込んでいた。しかし現実は違った。私が女性らしさを求めるのと同じように女性は男性らしさを求めていたのだ。こんな簡単なことに今までなぜ気づかなかったのだろうか。女性は背の高い男が好きで筋肉が漲る体が好きなのだ。自信を過剰に振りまき、リードしてくれる男を魅力的に感じるのである。なのに私は弱々しい。自ら進んで弱々しい男に成りたがっていたのだ。全く救いようがない。女性と話すときも余裕がない。せめて身体だけでも男性らしさを求めてみようか。というかそもそも男性らしさってなんだ。そんな画一的なものを押し付けるな社会。それともこれが女性らしさを画一的に賛美し続けた21歳男性への天罰とでも言うのだろうか。唐突に逆ギレしてしまい申し訳ない限りである。

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