自己嫌悪をする自分を愛する自分を嫌悪する

 自己嫌悪をする自分を愛する。これも一種の自己愛である。自己嫌悪をする自分を愛する自分を嫌悪する。これも一種の自己嫌悪である。以降無限のループを起こし、自己愛と自己嫌悪を交互に繰り返す。自己嫌悪は誰だってするだろうけどもそこを愛した瞬間に終わりなき自己ヌマにハマることになる。私はこのループを数十回繰り返してきたのだが、やればやる程自己に深みが出ていることに気付く。他人から見たら深みという名のエグ味が出ていることに気付く。

 最初期は何をやってもダメな自分を愛していた。そしてそんなとこを愛してしまう自分を嫌った。しかしそんなことを続けているうちに大好きな自分が現れた。段々と「何をやってもダメなくらいで自分を嫌いになってしまう自己」が未熟で可愛く思えてきたのだ。それはどこか孫と祖父母の関係に似ている。息子とは喧嘩もするけども孫は食べちゃう。今の私も2世代後の私に可愛がられるのである。私はこの一連のループを自己出産と名付けることにした。

自信を持って虚勢を張る

 私は周りとの対人関係がうまくいかない。いつも自己主張の激しい人に押しつぶされて自暴自棄になり、自己主張の弱い人と共鳴して自暴自棄を増幅させる。根本的な部分で自分を誇ることが出来ないのだ。でも考えは考えようであって自暴自棄も自信満々に行えばアイデンティティと昇華するのである。そうすれば自暴自棄も誇るべきものになる。自信がなくて自暴自棄になってしまうキャラクターになることが大切なのだ。

 Character には特性という和訳がある。私が今までみたキャラクターにはいろんな特徴をもったものがいた。それはどれも誇るべき尊いものでどれも批判されるべきではないと思う。それを自分に当てはめていく。そんなことが出来たらどれだけ楽だろうか。多様性が重んじられるご時世だが、自身の多様性だけは何一つ認められないでいる。そんな世間で公用語となっている多様性が理解からなくなる不思議な夜である。

おねしょた

 自分が人より劣っていることに気付いたのは保育園に通っているときのことであった。卒園が間近に迫ったまだ寒い春の日、卒園制作として牛乳パックを使ったペンたてを作ることになった。牛乳パックの下半分を切り取って、カラフルな毛糸を編んでそれを覆うケースを作る。そんな制作であった。先生から好きな三色の毛色を選んで良いと言われた。私は当時大好きだった戦隊モノの主軸カラーであるレッド、ブルー、イエローを選んだ。そして先生から編み方を伝授される。がしかし、当時6歳の私はそれを全く理解することが出来なかった。記憶が定かではないのだがその作業は何日かに分けて行われたのだと思う。その最終日の机の上に独自の編み物が形成されていたことには心底驚いた。器用な子は制作を早々に終えて、おもちゃ遊びを始める。その場に残っているのは私と数人だけ。それを見た先生は私の手を後ろから優しく掴み、手を動かして編み方をレクチャーし出した。それはとても屈辱的な瞬間だった。私の意思とは関係なく動く手。それに逆らおうとしても無理矢理矯正される感覚は今でも忘れない。結局私は何も編み方を理解することなく、1から10まで先生の手の動きによってペンたては完成した。

 今思えば、この日から自称万物の最底辺として生きる生活が始まったのだと感じる。今思えば、若い女性の保育士に後ろから手解きされたことにもっと興奮するべきだったとも感じる。前者を悔いるか後者を楽しむかが人生の分かれ道であったのだ。ちなみに私はそのころには女性に対するスケべ感情の芽が生え始めていた。今では立派なスケベ大木に育った。これからは万物をスケベに還元して生きていこうと思う。

憧れに憧れるミノルくん

 私が高校1年のとき、クラスが一緒だったミノル君という男の子と仲が良かった。彼は陸上部に入っていて、その成績も中々のものだった(らしい)。ミノル君は器用だった。何が器用かというとクラスでの立ち回りが上手だった。私みたいなクラスの除け者的存在と仲良くしながらもクラスの自己主張が激しい人間とも上手いことやっていた。仲間内でしかはしゃげない私とは大違いであった。自分で言うのも何だが、僕はその仲間内では面白人間として扱われていた。よくボケていた。ミノル君はそんな私に良い塩梅に棘のある指摘をして場を盛り上げてくれていた。

 仲間内での面白キャラだったがそれは今となってはとても良い思い出である。しかし当時はミノル君とは違って器用じゃない自分自身に自己嫌悪しながら面白おかしくしていた。

 ある日体育で柔道の授業が始まった。体育教師から皆それぞれ買わされた柔道着を手渡された。そして道着に名前を書くように指示される。ミノル君と適当なことを喋りながら名前を書いていると、「俺もそんな風になりたいわ〜」と私の道着に書かれた名前を指さした。一瞬何を言っているのか戸惑ったが、それは私の乱雑に躊躇なさげにデカデカと書かれた名前を指していた。彼が言うにそうやって躊躇なく大胆に行動出来るのが羨ましいとのことだった。そりゃ羨ましいだろと思った。私だってそういう大胆さに憧れてそういう態度を取っているのだ。私は元来、何事も慎重になってしまう小さい人間なのだ。

 憧れに憧れているミノル君。日常ではこういう中身のない羨望に溢れているのではないかと思う。だから周りの人間が良く見えたってなんも気にしないもんね。

八方美人で造語

八方美人

...だれからも悪く思われないように、要領よく人とつきあってゆく人。

 

七方醜人

...数少ない仲の良い友人に、「本音で話せるのはお前だけだよ」と愚痴ってゆく人。

 

一方通行美人

...数少ない友人だと思っている人にさえ嫌われてゆく人。七方醜人と同義。

 

ヤッホウ美人!

...男性全般を指す。

 

百方美人

...あの人は仏のようだと言われてゆく人。拗れた性癖を持って往く人。

 

説法美人

...坊さん。瀬戸内寂聴

 

万方美人

...誰からも嫌われていないが自己嫌悪に陥って自分に嫌われてゆく人。

 

マンに自信美人

...誰からも軽く思われてゆく女性。

 

痴呆美人

...ボケてもからもちゃんと世話してもらえる老人。八方美人の進化先。

 

 

抱けぬなら殺してしまえ勝ち組女性

これはあんま口にし難いからできる限り口外しないようにしているのだけど、最近話題の電車での殺人未遂、その容疑者の気持ちが分からなくもないのだ。幸せそうな人を妬ましく思う気持ち、そんなものは誰もが思うだろう。楽しくないを名乗っている通り私は人生が楽しくない。内向的で他人に遠慮しながら生きているそんな人生だ。喉から手が出るほど触れたい女に触れられない鬱憤は分からなくもない。手に入れられないのなら殺してしまえという塩梅だろうか。泣かぬなら殺してしまえ。抱けぬなら殺しまえ。某容疑者は世が世なら一流の武将になっていたのではないだろうか。しかし世は令和であり、抱けないからといって殺すのはどうかと思う。隣の芝生は青く見えるがこちらの芝生は世にも珍しい蛍光色の芝生なのだ。そんな狂った嫉妬を催せるなんてきっとユニークに違いない。健康的な芝生を生やすしか能がない人間とは違って彼はきっと薄暗く光る不気味な食性植物を生い茂らせることが出来ただろう。このことから我々が得るべき教訓は奇妙な蛍光色の葉だったとしても枯らさないようにするべきだということだ。枯らしてしまったらああなるのだろうと思う。まぁ間違っても私は勝ち組女性を殺すことはないだろう。なぜならば私はマゾでそういった女性にひれ伏すことに快楽を見出せるからだ。人生を楽しむコツはマゾヒズムに目覚めることである。抱かぬなら殺して下さいマゾヒスト。

リアルエントリーシート

名前:楽しく ない

住所:https://kuma2909.hatenablog.com/

学歴・職歴

あまりないと思います。

 

学生時代力を入れたこと

私は学生時代に自慰行為に力を入れておりました。私は自慰行為を通して貫き通すことの大切さを学びました。決していやらしい意味などではありません。私は自慰行為の際に決まってそういう作品を探します。ときには数時間かけても見つからないこともあります。しかしそこで妥協するのではなく、自分が納得出来るまで調べ尽くすことで後悔のない活動をする事が出来ました。大学3年時にはリーダーという責任のあるポジションを任せて頂きより妥協のない環境作りに取り組んできました。またそこで満足行く結果が出せなくても、やり切った自分に自信を持つことが出来ました。もちろん社会に出てからは時間的成約から妥協が必要な場面も出てくると思います。しかし、私はその時間内で出来る限りの努力をして結果につなげていきたいと考えております。

 

自己PR

私の長所は想像力が豊かなことです。いらないことから無駄なことまで幅広く想像することが出来ます。少しメタな話をすると私は現在「あなたの本当の学生生活についてお書きください」というエントリーシートの課題が出たときのことを想像してこのエントリーシートを記入しております。そのくらい想像力が豊かです。私は御社で働く上でこういったいらんことばかり考えながら働きたいです。働く上で身につけるスキルや経験、それら全てを想像の糧にしていきたいと考えております。もちろんこの文章を見た方が私を採用したくなくなるという想像も出来ております。つまりそれくらい想像力があるということです。必要なこともある程度は想像出来ます。

 

趣味

ブログでブログを書くことについて書くこと

 

特技

詭弁を披露してボコボコにされること

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