最近、頑張って自分のことを喋るようにしています

 これは私の壮大なリハビリ計画です。今までの人生で私は親にも、兄弟にも親友にも自分のことを積極的に喋るということをしてきませんでした。食卓でその日隼也君と遊んだことは喋りませんし、友人と夜のドライブに行っても気になるあの娘のことで頭が悶々としていることを喋りません。でも相手が聞いてきたら喋ります。相手の意向に沿って喋ります。もちろん例外はあります。でも基本的には自分を語りません。私のつまらない話で相手を不快にさせたくありません。そして行き場のなくなった「語り」をこうしてブログに記すわけであります。自分のことを喋らない代償とでも言いましょうか。でもこういった生き方は損をすると最近になってようやく気付きました。

 あまり親密でない人との二人での対話は酷く緊張します。だから天気のこととか、昨今の情勢の話だとか、普遍的な会話をします。そんな中で2、3言、自分の感じてることと背景を喋るようにしました。そうすると今まで以上に会話が弾むのです。たった2、3言で良かったのです。何も饒舌でなくても、辿々しく自分のことを述べる。それが出来れば割と人との会話は成立します。それどころか、相手も私に興味を持つきっかけとなってより親密になれます。人はどんなに相手のことが好きではなくても数回は自分のことを語ってみるべきなのです。そんな簡単なことが出来なかった人生を今は後悔するばかりです。

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