男は息巻くと「女性」への「アプローチ」を「女」を「狙う」と表現する

  男は歳をとるにつれて愚かになっていくと感じるのは私だけだろうか。それを一番に実感するのは意中の人を言い表す表現が段々と横柄になっていくところだ。幼少期、小学校に上がった直後くらいは異性に好意を抱くとその感情が何を意味するのかよく分からないで、「〇〇ちゃんが好き」だとか実直な言葉を発する。「〇〇ちゃんと一緒に居たい!」とか言ってその好意の意味を知ろうとする。この頃の男は意中の人という概念を知らない。もう少し大人になって異性というものを意識するようになると好きな女の子と表現するようになる。好きな女の子と明確にこういうことをしたいとか一般的にロマンティックと呼ばれる場所へ行きたくなる。もう少し時が進み高校生になると好きな人と呼ぶようになる。恋愛関係になることを意識する。

「お前、彼女いないの?」

「まぁ、好きな人はいるよ。」

なんていう会話をしだす頃だ。好きな人が女性であることは言わずもがななので言わないというのもあるが、同性愛を明確に意識しだす人もいるのでこう言う人も多い。ここからが問題なのだがその後なんらかの恋愛を経験し息巻いた男はこのような会話をしだす。

「お前、最近狙ってる女いないの?」

「それがさー、いけそうな女いるんだよ」

急に女性を女呼ばわりして、狙いだす。一体何を狙っているのだろうか。彼女にすることを狙っているのか性行為することを狙っているのかはたまた狙撃をしたいのか。

  私が知り得る意中の人の表現の変化はここまでである。男は息巻くと本当に愚かになる。いつから女性を狙える立場になってしまったのだろうか。「〇〇ちゃんが好き」なんて言ってた時代は何処へやら。あと「女を連れて歩く」っていう表現も嫌いだ。男に連れられなくたって女性は自律的に歩く。あまり調子に乗らないで欲しい。私がここまでで何を言いたいか理解して頂けただろうか?要するに未就学児のような感覚を持ち合わせている女を狙わない童貞は素晴らしいという自画自賛がしたいのである。女性の皆様がこれから男を狙う際には是非この記事を参考にして欲しい。

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