昼からお酒を飲んでみる

 昨日は土曜日の昼間から思い切ってお酒を飲んでみた。500ミリリットルのアサヒスーパードライとおちょこ5杯分の日本酒を飲んだくらいで、頭が痛くなりかけた。お酒歴5年目だからわかるのだけれどもこの頭が痛くなりかける寸前が一番心地よく酔いに身を委ねることができるのだ。時刻は午後3時、ピークが早すぎる。この時点で夜までお酒を楽しむことができないことが確定してしまった。

 仕方がないので僕はワイヤレスイヤホンを耳につけた。そしてSpotifyからシンセサイザー多めの音楽を流した。この状態で耳に流れてくる電子音はさながらナイトクラブに来たようなノリノリの気分にさせる。ナイトクラブには行ったことないけども。まぁとにかく僕は身体を揺らし指でビートを刻みながら音楽を浅く楽しむ。リコメンドで「今夜はブギーバッグ」流れてきたところで一人ナイトクラブもどきをしているのがバカバカしくなり、また自堕落部屋に戻ってきた。時刻は午後4時半。よくもまぁ1時間半もノリノリで音楽を聴いていたものだ。

 そこからは気になっていた聖域をNetflixで見ることにした。まぁ今考えれば馬鹿なのだが、僕は布団に潜って視聴を初めてしまったのだ。1話の1時間30分もの間、お酒ででろでろになった人間が耐えれるはずもなくそのまま眠りについてしまった。当然の帰結であった。

 次に目を覚ましたのは午後10時だった。大切なサタデーナイトが終わっちゃうと思った。引き続き日本酒を飲もうと思ったが、つまみがなかった。仕方がないので眠い目を擦りながら徒歩15分もかかるコンビニに行くことにした。水戸市の外れにある僕のアパートの周りはこの時間になると人通りが一切なくなる。お酒を飲んでいなければいつも車を使うので、夜に家の近所を歩くのはそういえば初めてだった。夜道を酒に酔いながら一人で歩く。大学時代はよくやっていた。決まって酷い孤独感に襲われる。夜道歩きはある種の自傷行為である。歩きながら、何か大胆な行動を起こそうと決意していたはずだが朝起きたら何を考えていたかも忘れてしまった。テーブルには昨夜買ったぬか漬けの人参が二切れ残っていた。

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