そんなんじゃ社会で通用しないぞ

学生時代、何回か社会人のカスから「そんなんじゃ社会で通用しないぞ」とよく分からないマウントを取られたことがある。学生だから社会で通用しないのは当然だろと思っていた。 社会に出てみると学生気分の自分、それも大学生ではなく小学生気分の自分ですら…

痴漢に注意!

「痴漢に注意」 こんな文言の看板を時々東京で見かけていた。しかし茨城県に越してきて早2ヶ月一度も痴漢への注意を呼びかけられたことがない。茨城県には痴漢がいないのだろうか・・・。 僕は営業マンとして毎日チャリで茨城の田舎路を爆走している。こっち…

ドタキャンされた人は平等に助けられるべきだと思うんです

ヒルナンデスの取材班がフルーツサンド専門店でアポをドタキャンし、1000個あまりの在庫が出てしまったというニュースをご存じだろうか。 店主がインスタグラムで助けを求め、それが大拡散し無事難を逃れたという話だ。私はこのネットを通じた人の暖かさに感…

都落ち士の初めての帰省

特急ときわ82号 7号車13 A 特急券を買った。 足を何度も組み直しながら、ずっと窓の外を眺めている。水戸発東京行。僕は水戸のことをミトランティスと呼んでいる。だからなのかは知らないけどそこに住んでいるのに、水戸のことを実在が怪しいふわふわした都…

ヤリモクNGの心理について

最近私はマッチングアプリにハマっている。女の子と出会う最も簡略な手段の一つである。マッチングアプリで女の子のプロフィールを鼻息を荒くしながら見ていると、とある頻出単語が存在することに気づいた。それは「ヤリモクNG」である。これは「やる目的の…

言いたいことを言えない

社会人になるともうそれはガラッと人間の関係の在り方が変わる。上司が自分の話を聞いて何を思っているかなんて表面からでは全く分からないし、笑っていても腹の底から笑っていないのがよく分かる。だから間違っても職場の不満を漏らすなんてことは出来ない…

その間を行き来する

4月3日、月曜日の朝に目が覚めたら僕は社会人になっていた。当たり前のように顔を洗い、当たり前のようにスーツを着て、ネクタイを締めてポマードを付ける。鏡を見て苦笑する。そして電車に乗れば大学生が居るので「青いな」と微笑み当たり前のように悦に浸…

楽しくない大学生活

昨日は大学の卒業式だった。卒業式はマジで苦痛だ。僕は写真を撮るのが苦手なのだが卒業式はそういう場所である。別に写真を撮らなくても良いけど撮ってないと楽しみきれていない感じがして、不足感を感じてしまう。僕はその不足感に負けてしまい何枚か写真…

イマジナリー風俗とNTRの本質

私はひょっとするとまたパンドラの箱を開けてしまったのかもしれない。前に開けたのは高校2年生の時だった。アニメのヒロインが主人公以外の男と作った子供を抱えて来たのを見てなんとも言えない感情に襲われた。何が起きたのか分からなかった。しかしそこに…

“僕はこの街を去る”バイアス

私はめでたく春から社会人になる。そして初めての1人暮らしも始める。そう、僕はこの街を去るのだ。このイベントは主にとっては特殊性のあるものだ。例えば家族とする食事もあと1ヶ月後にはなくなるのだと貴重なものに思えてくる。そして“僕はこの街をひっそ…

久しぶりのエンコー

最近、サークルの後輩主導の演劇に参加させて貰っている。4年生の2月という時期、大学生活最後の思い出を無理矢理作りにいっているみたいで気が引けるのが正直なところである。というのも4年生は僕しか参加していないのだ。1年生のときに抱いていた同期との…

賢明な若者は優先席に座る①

私は優先席を占領する 電車に乗っているとき席が殆ど埋まっていたら迷わず優先席に座るようにしている。20代前半の若者が優先席に踏ん反り返っているという構図を見たら「最近の若者はけしからん」とおじさんに言われるかも知れない。なぜわざわざ優先席に座…

人類が誇るべきもの【宇宙AV監督あるある】

私は人類を誇りに思っている。この気持ちは殆ど人類が作るとある創作物に由来する。それはタイトルにあるようにAV(アダルトビデオ)である。同じ種族を如何に扇情的に写すかに趣向を凝らした作品群。我々はそれを見るだけで少し幸せになる。 もし宇宙から他の…

楽しくない氏、不幸オナニーをする

「俺来年ニートなんだよね〜」 と語る男の股間はほとんど臨界状態にまで達していた。不幸オナニー。痛さは承知の上でついやってしまう。自身の置かれた状況をまるで悔いてないかような錯覚に陥る。そして器の大きさを周りにアピール出来ていると思い込む。そ…

ねぇ、どんな音楽聴くの?

激安チェーン居酒屋で私は喫煙室に居た。サークルの3人と来たのだが生憎、喫煙者は私だけである。喫煙室には既に大学生2人が煙草を吸いながらお喋りをしていた。 「じゃあ、同学年ってことですか?」 「そうだね、まぁ留年してるから歳はいっこ上かな。」 ………

【感想】セックスエデュケーションS3におけるI love you の重み

ネットフリックスオリジナルの「セックスエデュケーション」シーズン3を見た。イギリスのティーンの性事情を主題に主人公とその同級生の青春を描いた作品だ。日本に居て、不本意な禁欲主義を貫く我々にとってあのドラマの性に乱れた青春はイカれたものである…

今年のダサエピソードベスト3

今年のダサは今年のうちに… こんな言葉があったような、なかったような。 今年も色々なことがあった。総括すればカッコ良くなかった一年である。 来年こそはカッコ良い人間になるべく今年のダサを成仏させたい。 ダサランキングベスト(ワースト)3 選考基準は…

エッチな夢と気狂い

自室で夜、寝ている。非常にエッチな夢が佳境に入ると同時に目が覚める。浪人をしてた1年間好きだった女の子にクンニをしている最中であった。当てもなく膨張する息子に情けなくなった。 付けながら寝ていたワイヤレスイヤホンが布団の上に落ちていて青い光…

300記事を超えて

僕のブログも300記事を超えてそれなりの歴史が出てきた。歴史が増すと全体の重みが増すと同時に一つあたりの記事の重みが減る。僕のブログ友人らは僕程更新をしない。だからこそ、更新をした時の言葉の重みが違う。常日頃から思っていてそれをようやく言葉に…

せめて対等人間として

特に信頼関係もない授業で会ったもの同士。お互いの私生活がダサいか、カッコいいかなんて気にしない。気にするのは何が出来るの?なにがしたいの?最低限の考えこそ持っていれば同等の他者として扱ってくれる。その空間が嫌じゃない。大学生活の大半は考え…

元AV女優

先日、引退したAV女優のTwitterを見た。現役時代大好きだった女優である。かつてとは変わって中々派手なメイクと個性的な服装をしている。それを見て、アダルト出演時は我々に心底媚びていたのだと気づく。私はピュアであるので、その媚び媚びの姿に気付かな…

アンチ

僕は常に周りのアンチ的な立ち位置に居ようとする。何もできないからこそ人と違うことをしたいというありきたりなものである。もちろんクラスではイケてる人に文句を言いながら過ごしていた。他のイケてないメンツも同じようにする。でも次第に気づいてしま…

大人になっても

大人になっても好きなアニメ劇中歌を聴いてその主人公になりきって倒錯しながら帰宅をしたい。激痛社会人でいたいのである。この大人になったらという前提は20歳になってからすごく使い難くなった。まだ自分を子どもだと思っているのかよという冷ややかな視…

え?まじで?も好きのうち

僕の精神は割と屈強だと思う。浪人をしてたときは予備校で大した友達なんか出来なかったけどそれなりに一年間勉強していた。今は就職は決まらないし、恋人とも疎遠になったり宜しくないことが続いているけど何故かとても穏やかな気分でいる。これは諦観のあ…

うま煮とかわ煮

昨夜、「たらこのうま煮」というお惣菜を母が買ってきた。たらこを甘塩っぱい味付けで煮たものである。この名前に違和感を感じるのは私だけだろうか。うま煮かどうかはこちらが決める。自称をするなと思う。こういうイキリは萎えてしまう性格なのである。腕…

【日記】堕落への道のりは遠い

はじめに ここ最近私は半ば意図的に堕落を仕向けている。ここでは最近行った2件の堕落的試みを語りたいと思う。それは坂口安吾の堕落論に従った結果である。解釈違いも甚だしいかもしれないが。 ソープランド 「楽しくないさん最近どうなんですか?」そんな…

胸が締め付けられる瞬間

僕が胸がギュッと締め付けられる瞬間は恋でもなく、友情でもない。子どもが純粋な思いで何かを欲しがるところを見たときだ。これは時々思い出すのだが、まだ小学生だったころに家族で小さな旅館に泊まったことがあった。僕には5歳離れた妹が居る。当時4歳の…

お父さん似ね(精神的に)

父は僕に似てる。いやここは僕は父に似ていると書くべきか。人と上手くやっていけないことを必要以上に悩む。そして自分の人生にそういう感覚が染み付いてしまって自己嫌悪に再三陥ってしまう。父はたまに弱気になってそんな気持ちを僕に吐露する。そして自…

卒論執筆は面白いが…

ここ数ヶ月私は卒論の執筆に傾倒している。私の研究はフィクション創作におけるフリーカルチャーの可能性を探るものとなっている。その分野に興味がある人以外からは「は?」と言われる内容である。その分野に見識があり、私のテーマを刺激してくれた教授に…

ハロウィンのダサ思い出

昨日はハロウィンだったが、いつも通り卒論を書いて、面接を受けて、アルバイトに行った。多くの人にとってそれはいつもと変わらない日である。これは一回生のときの話なのだがハロウィンパーティーなるものに参加したことがあった。 当時私は大学デビューを…

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