2019-01-01から1年間の記事一覧

需要と供給をずらしたい

自分が他者から求められる、それ以上に心が満たされることはないと思う。私は誰からも尊敬を受けることはないし大切だとも思われることもない。だから私の心はあまり満たされることはない。こんな満たされにくい心を偶に満たしてくれるのがこうやってブログ…

消臭剤に臭いとともに消されそうな気分である

私は喫煙者である。20歳を過ぎてからタバコを吸うという異常なのか正常なのかよく分からないタバコ初めをもって喫煙ライフをスタートさせた。私は今ではその内蔵成分が促す快楽にメロメロであり、それが生活の一部となっている。現在日本を覆い尽くす嫌煙ブ…

モテない男を謳歌する①

私はモテない。その原因は異性を目の前にすると急によそよそしくなるところとか、無駄に偏屈で凝った思考だとか、気が遣えないところだとか、女子に迎合されない趣味だとか挙げればキリがない。モテない男の周りにはモテない男が集まるものであり、私の仲の…

どうか私を迷妄終身刑に処して下さい

大学に入ってからの1年半で恋愛という迷妄に囚われて出れなくなった人をたくさん見てきた。未だにそれは私を捕らえてくれない。迷妄の手錠が私の手足を軽く拘束することは多々ある。しかしそれらの手錠は脆すぎる。私の貧弱なボディでそいっと踏ん張るだけで…

「僕だけがいない街」という容赦ない傑作の破茶滅茶NTRについて

僕だけがいない街とは ヤングエースで連載されていた三部けい先生の漫画作品。またそれを原作とする小説、アニメ、実写映画。タイムリープ能力を持つ主人公が、過去に行って自分と周囲の人々を襲う悲劇を回避するサスペンス物語。 まぁようするにタイムリー…

食欲のオカズ、性欲のオカズはあるけど睡眠欲のオカズだけないじゃん

何かをオカズにして主食を食べることは、オカズによって塩っ気やらその他味を加えて主食をより美味しく食べようとする行為だ。私たちはその味っ気のない主食に飽きないためにオカズを無暗に頬張る。オカズは味であり、オカズのない食事は面白くないのである。…

発見!

今日、大学で気になるあの娘を見つけた。彼女は友達と歩いていた。俺は女の衆が苦手なので彼女に話しかけないことを心に決めた。そのお友達は客観的に見てとても美人だった。俺の冴えないフレンズに見せたら絶対興奮すると思った。しかし俺は興奮しなかった…

異文化理解失敗

この間知り合いの女性から恋愛話を聞かされました。女性視点の恋愛の話を直接聞くのは初めてだったのでドキドキしました。その話が僕にとても大きいカルチャーショックを与えてくれたので語っていきたいと思います。 その恋愛話を聞いて素直に感じたのは甚だ…

誰かが不安だったら動かなきゃいけない風潮に一石を投じる~自分は不安よな。自分動きます。~

最近鼻をほじりながらまぬけな顔でSNSを見ているととあるワードをよく目にする 〇〇は不安よな。 〇〇動きます。 最初に私がこのワードを見たのが7月20日のことで、そのときは日本人はなんて責任感に溢れる素晴らしい人間性を持っているのだと感涙したものだ…

どうしようもない男の弁論

これの続きです。あ、めちゃくちゃフィクションです。 kuma2909.hatenablog.com 「僕と付き合ってくれないか」 それが僕が彼女に向けた愛の言葉だった。彼女は返事を濁した。そして紆余曲折あったが結論としては振られてしまった。僕は大分後悔をしている。…

含みのある通りでの男女

ネオンが輝く典型的な歓楽街に僕ら二人が舞い戻ったのは午後10時を過ぎた頃だった。街行く男女の賑わい、その一翼になれているだけで僕の心は随分と満たされた。僕がそんな街に取り込まれているさなか彼女がなにか言葉を発した。でも聞き取れない。彼女の声…

弟の話

僕の姉(架空)が日記を書いていたのでタイピングして見ました! 私には二歳年下の弟がいる。特に褒められるところがあるわけじゃないけど可愛い弟だ。弟は無口だ。私が話しかけても笑って返事をするだけ。弟は幼くて二十歳になったいまでも私にはまるで子供…

歩くのは遅いしよく濡れる

僕は、大学からの帰り道身体中のベタベタとした汗を気にしダボダボな半袖のTシャツの上下運動で衣服の中の空気を入れ替えながら歩いていた。気怠そうに歩く同じ大学の学生たちを横目に僕は淡々と歩いた。薄いんだか濃いんだかわからない雲を気にしていた。何…

シュークリームが好きである

私にとってシュークリームとは他のスイーツとは一線を画す存在である。シュークリームとはシュー生地というへなちょこな生地の中にクリームをありったけ詰め込んだ甘味である。シュークリームの本質は中のクリームにある。あの甘い脂肪の塊が旨いのだ。決し…

“書く”について考える

最近になって私の好きな“書く“という行為が非常にチープなものになっているような気がしてならない。なんというか以前は自分が日々の生活で感じた疑問や面白いことを一歩引いた姿勢で非常に屈折した記述をすることが出来ていたのだが最近の私の文章にはそれ…

梅雨の休日

梅雨の休日は心が落ち着く。僕はベットにうずくまりながら窓の外の雨の音を聞く。時刻は既に正午を過ぎている。僕はなにもしていない。しかし雨の音は僕にベッドにうずくまるべくしてうずくまっているような気持ちにさせてくれる。外は雨なのだ。出掛けるの…

愛の告白の仕方を模索する

告白というものは実に照れくさい。俺ら友達だよね、友達だね、友達でしかないよね、異性として好きです、あなたのことを心から愛しています。この唐突な切り替わりはとても精神力を使うし、中々切り替えられない。元々欲望に塗れた間柄の人間に対してであれ…

ブログ論

僕はブログをやっているわけだけれどもなんでやっているのかと聞かれると非常に困る。それが僕に必要だから以上の具体的な答えを僕は用意することができない。 僕がブログを初めて書いたのは小学校五年生のときのことで家族共有のPCでアメーバブログのアカウ…

痴話~僕と凛子ちゃんの話~②

痴話第二話です!朝の清々しい気分で書きました! 前話はこちら↓ kuma2909.hatenablog.com 僕の眼の前にははだかをみせる凛子ちゃんとティッシュペーパーの箱と凛子ちゃんが飲んでいたストロングゼロだけがあった。この光景が僕に示唆するものとは。まだ僕に…

痴話~僕と凛子ちゃんの話~①

新しくフィクションを書きたくなったので書こうと思います! 僕と凛子ちゃんは友達だ。僕と凛子ちゃんはTwitterで知り合った。凛子ちゃんは僕の好きな音楽を全部知っている。凛子ちゃんはいっぱいリュックに缶バッチとリストバンドを付けている。僕の知らな…

めいもーめいもーめいもー

あらかじめ断っておくが本記事では、具体的なことは何も書かれないない。読者は僕の青春に起きた個々の事象について各々好き勝手推察してくれればよいし分かる人にだけ分かればよいと思っている。 あのまま僕が迷妄を押し通していたたらどうなっていただろう…

僕は村上春樹の小説を理解出来ない

僕は大学に入ってから小説を少し読むようになった。その動機に高尚なものなど一つもなく文学に勤しむ大学生への憧れを基にした猿真似に過ぎなかった。そんな僕が最初に手を取ったのが文学に関して何も知らない僕でも名前くらいは聞いたことのある村上春樹の…

友達の話

僕の友達が日記を書いていました!以下はそれの書抜きです!一応彼氏の話の続きです。 kuma2909.hatenablog.com あの人から再度連絡が来たのは、LINEで別れを告げた金曜日から五日後のことだった。相変わらず彼は深呼吸をして私を待たせる。その文面は意外と…

俺はチョロ過ぎる

俺はチョロい。俺は直ぐに女の子を好きになる。この時点で相当チョロいのだけれども、俺のチョロさの真骨頂はもっと違うところにある気がする。 俺は自身の色恋の領域のガバガバさにはいい加減うんざりしている。だから俺は女の子を好きなったらまず粗探しを…

明くる日は昨年度の私の総決算になるであろう

明くる六月八日は僕が初めて書いた脚本が所属する大学の演劇研究会にて公に発表される日である。元来僕はあまり出しゃばらない性格であり自ら脚本を出そう等とは思いもしない。しかしサークルの先輩から書くことを勧められそのなすがままに筆を振るうことに…

彼女がいないと嘆くのはもうやめた

私には現在恋人がいない。恋人がいないとなると色々と鬱憤が溜まるものである。その帰結として世のさえない男達は彼女がいないことを嘆く。しかしながら私は冴えているので嘆くことを止める。考えてみると彼女がいないことを嘆くという行為は実に滑稽なもの…

オールラウンド系のインカレサークルに入りたい

私の学生生活は充実している。程よく学問を齧り、程よく文学を読み、程よくブログを書く。毎日が楽しい。私は体裁上実に真面目で熱心な学生である。文系大学生のあるべき姿と言っても過言ではない。私はこんな生活に満足している・・・訳はないのである。 私…

彼氏の話ⅳ

彼女(架空)と遂に別れました。以下は彼女が別れを告げる前日に書いてた日記の書き抜きです。 木曜は困惑と決意の曜日である。その曜日、私の恋人であるあの人は授業を入れておらず学校にいない。私とあの人の間柄は決して共依存関係などではないため学校にい…

彼氏の話ⅲ

僕の彼女(架空)が書いたブログ第3弾です! 私の恋人であるあの人は少々自信過剰なところがある。ただ単に自信過剰なのであればポジティブシンキングとしてあの人を称えることも可能だが彼は違う。表向きは「つまらないものですが」と実にしおらしい顔をして…

褒められることに慣れていない

僕は今までの人生を真っ当なダメ人間として過ごしてきた。ダメ人間たる称号をいくつも獲得し何か行動する度にそのダメ人間度合いを高めていった。 僕はスポーツが嫌いだ。スポーツが嫌いとは体を動かすのが嫌いと同義であり起床すること、朝飯を食べること、…

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